すばる望遠鏡 天体写真ギャラリー(2)

コラム

すばる望遠鏡で撮影された、美しい天体写真ギャラリーの第二弾です!前回同様、ご紹介する写真の著作権はすべて国立天文台とすばる望遠鏡に帰属しています。

第一回は以下の記事をご覧ください。

すばる望遠鏡 天体写真ギャラリー(1)
日本が誇るすばる望遠鏡。撮影された宇宙の生の姿をご堪能ください!
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ステファンの五つ子銀河

ステファンの五つ子銀河。

ステファンの五つ子銀河と呼ばれる、5つの銀河が密集している有名な銀河集団です。パッと見ると銀河が3つしかないように思えますが、中央の銀河をよく見ると2つの銀河が衝突していることがわかります。そして、中央の衝突している2つの銀河の右下にある、黄色い鈴カステラのような形をしているのがもう一つの銀河です。

皆さんは、遠くの銀河ほど早く地球から離れているという話を覚えているでしょうか?忘れた方は、以下の記事から復習をしておきましょう!

宇宙は「膨張」している(2)-膨張宇宙の証拠-
宇宙空間は、実は膨張し続けているのです。なぜ、そしてどのように宇宙は膨張しているのでしょうか?

この5つの銀河の後退速度を測定したところ、他の4つと比較して左下の白っぽい渦巻き銀河のみ後退速度が小さかったようです。つまり、この左下の銀河だけ私たちに近い宇宙に存在しているということですね!上にある3つの銀河は遠くにあるにも関わらず左下の銀河とあまり大きさが変わらないので、相当大きな銀河であることが分かります。

かに星雲

超新星残骸であるかに星雲。

かに星雲と呼ばれる天体です。一時期、すばる望遠鏡を訪問した際にもらうネームプレートにこの写真が使われていました(笑)

この天体は星が爆発する超新星を起こした後の残骸(超新星残骸)で、緑色やオレンジのフィラメントで観測されるガスが今なお広がり続けています。このガスには爆発前の星の内部で作られた元素が含まれていて、これが新たな星や生命の源となります。

私たちは宇宙塵の子!?
私たちのご先祖様は宇宙人...ではなく宇宙塵です!

この超新星残骸の中心部には、爆発した後に残った星の核の部分が残っています白色矮星と呼ばれる天体なのですが、重さは地球と同じくらいか少し重いくらいでありながら、直径が数十キロ程度しかない極めてコンパクトな天体です。

火星

火星。

可視光で撮影された火星です。私は聞いたことがないのですが、NHKが所有する超高感度カメラで撮影されたようですね!

ちなにみ、すばる望遠鏡に取り付けられた装置は退役したものも含めて以下のサイトから確認できます!

Instruments

天王星と衛星たち

天王星とその2つの衛星。

太陽系の第7惑星、天王星とその2つのお月様の写真です。天王星というと綺麗な水色の惑星のイメージがありますが、実は土星のようにリングがあるんです。この写真は近赤外線で撮影されたので、氷の微粒子でできた低温のリングがはっきりと見えているのですね!

馬頭星雲

馬頭星雲。

馬の頭に似ていることがか名付けられた、馬頭星雲と呼ばれる暗黒星雲です。これは分子雲呼ばれる天体で、宇宙塵が他の領域よりも濃く集まっています。宇宙塵が背後の星の光を吸収しているので、塵が集まった領域だけが暗く浮かび上がっています

私たちは宇宙塵の子!?
私たちのご先祖様は宇宙人...ではなく宇宙塵です!

この馬頭星雲の中では、宇宙塵が集まって太陽のような星が活発に作られています。あと何億年もすればこの星雲のチリが使い果たされてベールがはがされ、馬頭星雲の中で作られたお星様がお披露目されることになるでしょう。

マウナケア山の夜空

マウナケア山の夜空。

これはすばる望遠鏡で撮影された写真ではなく、すばる望遠鏡が普段のぞいている夜空の写真です。こんな綺麗な星空を毎日観ているんですね!マウナケア山の山頂にある大型望遠鏡が写っていますが、すばる望遠鏡は一番左にある円筒型のドームを持った望遠鏡です!

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